ふるさと豊間復興協議会活動経過
1 設立会議 8/28 18:00 於:いわき市立豊間公民館 48名出席
「津波に強いまちづくりをして、子々孫々に安心安全なふるさとを残す」をスローガンに、賛同住民等48名により本協議会を設立。
会則を定め9月1日発足とする。会長1、副会長2を選出。
2 第1回全体会議 9/5 18:00 於:いわき市立豊間公民館 45名出席
組織作りと活動テーマを協議。
理事17名、会計1名、監事2名、事務局4名を選出したほか、会員を総務部会・歴史文化部会・農林水産部会・商工観光部会の4つの専門部会に分けて、それぞれの活動テーマに取組むこと及び復興プランを部会ごとに策定し、次回の会議で発表することを決定。
3 意見交換会議 9/14 18:00 於:いわき市立豊間公民館
市の都市計画課と、住民に対する復興方針の説明会開催に関する意見交換会議を開催。市の案と本会の案を摺合せて1本化し、住民説明会に臨むことで合意。
会 会長・専門部会長ら18名、行政5名出席。
4 第2回全体会議 9/20 18:00 於:いわき市立豊間公民館 会45名出席
復興試案の発表。5つの試案が発表され、当地の南北に高台居住区を配したイメージ図入りの試案を採択して、本会の試案として行政との摺合せに臨むことを決議。
その後、NPO美しい街・住まい倶楽部の佐藤俊一理事長を講師として、「基盤整備」「防災集団移転」「区画整理」について勉強会をした。会45名出席
5 摺合せ会議 9/29 18:00 於:いわき市立豊間公民館
会からは、前記イメージ図入りの試案を提示。
行政からは、復興のイメージ図の提示がないため、摺合せは不調に終わる。次回はイメージ図を提示するよう要請し散会。、
会 会長・専門部会長17名 行政5名出席
6 摺り合せ会議 10/6 18:00 於:いわき市立豊間公民館
双方の復興イメージ図を基に意見交換。
当地沿岸部の防災緑地予定地は約380戸の住宅が流失し、その受皿を高台に求めていることを行政に再度訴え、検討を要請。
会 会長・専門部会長19名 行政17名出席
7 摺り合せ会議 10/26 18:00 於:いわき市立豊間公民館
双方の復興イメージ図と概ね摺合ったことから、一本化して住民説明会に臨むことで合意。当地北ブロックに西に向かう避難路の構築を要請。
県道豊間・四倉線の諏訪川南方の位置を、海岸沿いにするか、防災緑地の背後にするかは住民の意向に委ねられることとなった。
会 会長・専門部会長21名 行政23名出席
7 第3回全体会議 10/31 18:00 於:いわき市立豊間公民館
行政との摺合せ結果を報告し、一本化されたプランを住民説明会に
提示することを決議。
会員49名出席
8 イベント協力 11/3 11:00~17:00 於:兎渡路「やきとり孫七」周辺
・シンガーソングライター・田代ともや、地元歌手「浜街道3人娘」をメーンに復興祈念歌謡ショー
・現代美術家「加藤 翼」企画の「灯台おお引き興し」
のイベントの、事前PR、下準備、会場警備をして開催に協力。
9 住民説明会 10町内を5つに分けて11月10日から11月16日まで5回にわたり、豊間小学校体育館で上記一本化の試案を「復興の骨格」として、住民説明会を開催。
607戸のうち451戸出席、出席者625人。
10 第4回全体会議 11/26 17:30 於:いわき市立豊間公民館
行政に出席を求めて開催。行政から住民説明会の結果を踏まえた復興計画の説明があった。
県道豊間・四倉線の諏訪川南方の位置は、防災緑地の背後とする案を提示され合意。高台居住区の規模はキャパシテイを検討して策定する。
会51名 行政12名出席
11 陳情 12 /13 会長以下役員6名
離散住民の早期帰還対策として、災害公営住宅の早期建設を、いわき市長、土木部長に面接し陳情。
12 第5回全体会議 12/17 17:30 於:いわき市立豊間公民館
行政に出席を求めて開催。高台居住区は、南方70戸、北方170戸
の規模、災害公営住宅の建設を検討していることの説明を受ける
会47名 行政16名出席
13 第6回全体会議 24.2/13 17:30 於:いわき市立豊間公民館
行政に出席を求めて開催。
行政の復興デザインと今後の復興事業のスケジュール(工程)の説明を求め、パネルで説明を受けた。
会 65名出席。
14 イベント協力 3/11 17:00
脚本家・倉本聰氏率いる劇団主宰の「キャンドルナイト」のイベントの開催協力。
回覧・チラシによる事前PR、会場設営・駐車誘導案内等の後方支援。
※ 設立から振り返って
・48名でスタートしたが、3/1 現在で会員数は75名に増えました。
・復興事業は、スピードが大切ですね。
日が経つにつれて、ふるさとへの帰還を断念し避難先で生活再建を図ろうとする住民がみられてきて、帰還意識を如何にして維持してもらうか、大きな壁に突き当たっています。
ぐずぐずしていたら、帰ってくる人がいなくなって、過疎化してしまうんではないかと、焦りを感じています。
・当地の復興には、多くのボランティアの皆さんから暖かい手を差し伸べていただき、心から感謝しています。
この気持ちをずっと維持して、会員一同ふるさとのより良い復興を目指して参りますので、見守ってください。有難うございます。
2012年3月30日金曜日
2012年3月11日日曜日
3/11ふるさと豊間復興協議会事務所 The Council Office of Toyoma reconstruction in 3・11
あれから一年目、早期の復興を目指し区あげての取組みの拠点である事務所の様子です。
数日来の雨で駐車場はぬかるんでしまっています。
4月には、和風レストラン福仙の相向かいに、生活再建支援センターとして移築・増築する予定です。
今日も、会津から、東京から、千葉から、群馬からの支援関係者も集まり、具体的な打ち合わせが行われました。建設費用の一部補助はいただけるようですが、とても足りません。足りない分は、寄付等みんなで集め、材料の調達から、工事を学生、建築家集団等々みんなでやり抜こうと相談しています。
数日来の雨で駐車場はぬかるんでしまっています。
4月には、和風レストラン福仙の相向かいに、生活再建支援センターとして移築・増築する予定です。
今日も、会津から、東京から、千葉から、群馬からの支援関係者も集まり、具体的な打ち合わせが行われました。建設費用の一部補助はいただけるようですが、とても足りません。足りない分は、寄付等みんなで集め、材料の調達から、工事を学生、建築家集団等々みんなでやり抜こうと相談しています。
早期復興は、地域の住民が一人でも多く戻っていただくために必要です。区の団結でそれを実現しようとしており、全国から支援をいただいております。様々な取り組みにご協力をいただける方は、協議会事務所に是非ご連絡ください。
3/11豊間キャンドルナイトが実施されました Candle Night Toyoma was carried out in 3.11
今晩6時開会のキャンドルナイトの進行次第です。1000名を超える方が参加しました。
手前から右が倉本聰さん、岩城参議院議員、後ろ右が鈴木区長、遠藤副議長
サイレント共に6時半に一斉にキャンドルに灯がともり、約3キロに渡り豊間海岸の堤防沿い、そして今は基礎だけの家の跡地に親族の方がキャンドルを灯していました。
手前から右が倉本聰さん、岩城参議院議員、後ろ右が鈴木区長、遠藤副議長
豊間の若者達が3日徹夜して「と・よ・ま」のキャンドル台をこの日の為に作りました。
塩屋埼灯台とキャンドルの光が渚を僅かに照らしていました。
土台の上に家族・親族の方達によって送り火のように置かれたキャンドルは
亡くなられた方達に届いているでしょうか
2012年3月4日日曜日
被災後一年がたとうとしています Since the disaster, one year has passed
東日本大震災後、一年が経とうとしています。あの大津波で、豊間では85人の方がなくなり、10名の方が行方不明となりました。最近2名の方が遺伝子鑑定で身元が判明したというニュースが入って来ています。
ふるさと豊間復興協議会は、8月にふるさと豊間を住民の協働の力で復興しようとして設立されました。
この一年、豊間地区の関係者の皆様、また豊間地区を支援してこられた方々、復興支援に当たられている方々、そして応援していただいた全国の皆様方に、この一年のご支援に感謝申し上げます。
一年が経つ今の時点においても復興事業の着手に至っておりませんが、豊間地区の関係者の皆様、応援していただいている全国の皆様のお力を結集して、粘り強く、いわき市・福島県・国と交渉し、協働して、ふるさと豊間の復興を実現して参りたいと考えておりますので、どうぞ今後ともご支援・ご協力いただきたくよろしくお願いいたします。
ふるさと豊間復興協議会は、8月にふるさと豊間を住民の協働の力で復興しようとして設立されました。
この一年、豊間地区の関係者の皆様、また豊間地区を支援してこられた方々、復興支援に当たられている方々、そして応援していただいた全国の皆様方に、この一年のご支援に感謝申し上げます。
一年が経つ今の時点においても復興事業の着手に至っておりませんが、豊間地区の関係者の皆様、応援していただいている全国の皆様のお力を結集して、粘り強く、いわき市・福島県・国と交渉し、協働して、ふるさと豊間の復興を実現して参りたいと考えておりますので、どうぞ今後ともご支援・ご協力いただきたくよろしくお願いいたします。
3/11倉本聰氏主催 豊間キャンドルナイト Candle Night In Toyoma By Kuramoto
東日本大震災から一年目の3/11、豊間でキャンドルナイトが劇作家の倉本聰さん率いる劇団の主催で実施される予定です。8000本以上のキャンドルが18:30から20:30まで海岸線2キロにわたって点灯します。雨天決行の予定です。
場所は、豊間海岸駐車場、概要は倉本聰氏が率いる劇団が主宰者となり諏訪川を中心に海岸沿い、建物の残された基礎等で、ろうそくをガラスのボトルに入れ、震災により犠牲になられた方々の鎮魂と追悼の意を捧げるものです。
また、参加可能な方がいらっいましたら、それぞれの思いで、このイベントにキャンドルを持って参加いただければ幸いです。
場所は、豊間海岸駐車場、概要は倉本聰氏が率いる劇団が主宰者となり諏訪川を中心に海岸沿い、建物の残された基礎等で、ろうそくをガラスのボトルに入れ、震災により犠牲になられた方々の鎮魂と追悼の意を捧げるものです。
また、参加可能な方がいらっいましたら、それぞれの思いで、このイベントにキャンドルを持って参加いただければ幸いです。
2012年3月3日土曜日
豊間の象徴 塩屋崎灯台 Shioyazaki Lighthouse As The Symbol of Toyoma
2011.1.23 撮影
震災前に撮った塩屋埼灯台の写真です。
豊間が、どこにあるか知らない人もいらっしゃると思いますので、豊間の紹介をさせていただきます。
豊間の所在は、正確には、「福島県いわき市平豊間」です。
福島県は、東日本大震災で主に被災した東北3県の一つで、東北地方の太平洋側の一番南にあり、いわき市は、福島県内の浜通の最南端にある市です。
そして、平豊間は、いわき市内の被災福島原発の南40キロに位置します。
美空ひばりが歌った「乱れ髪」の歌詞にある「塩屋埼」の灯台の南に広がる鳴き砂で有名だった、豊間海水浴場があるところです。
被災前は、約600世帯が暮らしていた地域でした。
今回の東日本大震災とそれにより発生した大津波で、約500世帯が流されました。
生活再建サポートセンター開設予定 Life reconstruction support center scheduled to open
当協議会は、生活再建サポートセンターと、移動連絡所の開設について福島県、いわき市の協力を得て、4月に開設すべく、準備を進めています。
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