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2012年6月28日木曜日

豊間区連絡所の出来るまで-5/12-6/3の3回のワークショップの写真です。

5/13 第一回WS参加の皆様
全国から大学生をはじめ多くの方が集まりました。
パネル工法で短期間で完成させました。
5/13建物内部の進捗状況
壁の断熱材は、新聞紙を丸めて詰め込みました。
5/26 壁断熱材の新聞紙丸め作業の地元婦人部の皆様
5/27 第二回WS参加者の皆様

6/2 早朝 作業前
壁 新聞紙断熱材施工状況



6/2 お絵かき開始
6/2 建物内部の仕上がり


竣工祭
6/3 婦人会差し入れのウニ弁当を頂きました


6/3 第三回WS参加者ま皆様
建築学科の女子大生も頑張りました
素晴らしい出来映えです
建築雑誌に載りそうな出来映え



2012年6月18日月曜日



引っ越しました!!

ふるさと豊間復興協議会は、豊間区連絡所を間借りして活動しておりますが、連絡所が6月15日に300m北側に引っ越しとなり、手をつながれて引っ越ししました。
引っ越し先は、いわき市平豊間字榎町73-1
です。
電話やFAXはまだ備えておらず、ご不便をおかけしています。
目下、公的な支援制度を活用して、協議会として独立した活動拠点(建物)を設置し、必要な設備を整えて巣立とうと行動中です。









                                                 

2012年6月7日木曜日

新豊間区連絡所が完成

6/3 ふるさと豊間復興協議会の新しい活動拠点が完成しました。
構造は、木造平屋建て、規模は8坪です。
いわき市の補助と全国の支援者の寄付、そして豊間地区の子供たちを始めとした住民と支援者が、約一カ月の間に、3回7日間のワークショップとして手作りで完成させることができました。
詳細は、追って掲載の予定です。
更に、福島県に申請している補助金により、豊間区の生活再建支援事業の為の12坪の集会所を建設する予定です。
今後もご支援よろしくお願いします。

2012年4月21日土曜日

           ガレキに花を咲かせましょう!! イン豊間

4月21日(土)に当地兎渡路地内の「津波で流失した住宅跡地」を走るバス通り両側に、大勢のボランティアさんによって、色とりどりの花が植えられました。
この企画は、シンガーソングライターの田代ともやさんが代表となっている「ごち会」というチームが立て、「絆ジャパン(ボランティアチーム)」や地元住民などが呼応して総勢150人でパンジー1200株、ビオラ300株、トリアンサス300株が植えられ、殺伐とした通りが潤いのある和ましい通りに変わりました。
汗を流して下さった皆様、ありがとうございました。

2012年4月15日日曜日

「がれきに花を咲かせましょうプロジェクト」in豊間

4/21に、「がれきに花を咲かせましょうプロジェクト」in豊間が行われます。これは、ごちの会が企画・主催するボランティア活動です。

4月に再開した豊間小学校の通学路にたくさんの花の苗を植える作業を行います。多くの皆さんに手伝って貰いたいので宜しくお願いします。



2012年4月8日日曜日

災害公営住宅整備候補地の地権者に対する説明会の開催
豊間では、離散住民の早期帰還対策として、災害公営住宅の建設を要望し、行政はこれを受けて榎町地内を候補地として検討を進め、4月7日にいわき市豊間公民館で地権者に対する説明会が行われました。
会は、14名の地権者のうち12名が出席して進められ、用地の買取については不動産鑑定を待って個別交渉で進められることとなりましたが、
4月から用地への立入測量を開始したい
という行政の求めを全員が受託されました。
地権者の皆様には、大事な土地を手放すという問題と向き合い、心が揺れる中で一刻も早い復興のために用地買取問題を後に回して測量開始を受け入れられ、深く感謝いたします。
このうえは、地権者の皆様の希望に沿った形で買取交渉が進められ、円満にまとまることを祈っております。

以下は、配布された説明会資料からの抜粋です。
◎ 24年度:不動産鑑定・測量・地質調査及び造成工事設計委託・造成工事・建築設計委託
◎ 25年度:4月から建設工事。26年3月に完了(予定)
○ 整備戸数:被災者に対するアンケート調査を実施し決定。
〇 建物構造:アンケートの結果を踏まえ、RC造集合住宅タイプにするか、木造戸建タイプにする       
かを決定。
〇 間取り:2DK(2人以下の世帯)及び3DK(3人以上の世帯)を予定。
〇 家賃:基本的には、立地場所や建設費などにより算定されることとなる。
現在、国が示す例によれば、
・ 夫婦と子供2人の4人家族で年収約450万円以下の標準世帯では、近隣の民間賃貸住  
  宅家賃の約4割から6割程度
・ 夫婦と子供2人の4人家族で年収約330万円以下の標準世帯では、更に家賃が低減さ
  れ、近隣の同程度の民間賃貸住宅家賃の約1割から4割弱程度
になるものとされる。

2012年3月30日金曜日

ふるさと豊間復興協議会活動経過


1 設立会議     8/28 18:00  於:いわき市立豊間公民館  48名出席

「津波に強いまちづくりをして、子々孫々に安心安全なふるさとを残す」をスローガンに、賛同住民等48名により本協議会を設立。

会則を定め9月1日発足とする。会長1、副会長2を選出。

2 第1回全体会議  9/5 18:00 於:いわき市立豊間公民館  45名出席

組織作りと活動テーマを協議。

理事17名、会計1名、監事2名、事務局4名を選出したほか、会員を総務部会・歴史文化部会・農林水産部会・商工観光部会の4つの専門部会に分けて、それぞれの活動テーマに取組むこと及び復興プランを部会ごとに策定し、次回の会議で発表することを決定。

3 意見交換会議  9/14 18:00  於:いわき市立豊間公民館

市の都市計画課と、住民に対する復興方針の説明会開催に関する意見交換会議を開催。市の案と本会の案を摺合せて1本化し、住民説明会に臨むことで合意。

会 会長・専門部会長ら18名、行政5名出席。

4 第2回全体会議 9/20 18:00  於:いわき市立豊間公民館  会45名出席

          復興試案の発表。5つの試案が発表され、当地の南北に高台居住区を配したイメージ図入りの試案を採択して、本会の試案として行政との摺合せに臨むことを決議。

その後、NPO美しい街・住まい倶楽部の佐藤俊一理事長を講師として、「基盤整備」「防災集団移転」「区画整理」について勉強会をした。会45名出席

5 摺合せ会議   9/29 18:00  於:いわき市立豊間公民館

会からは、前記イメージ図入りの試案を提示。

行政からは、復興のイメージ図の提示がないため、摺合せは不調に終わる。次回はイメージ図を提示するよう要請し散会。、

会 会長・専門部会長17名  行政5名出席

6 摺り合せ会議  10/6 18:00  於:いわき市立豊間公民館

双方の復興イメージ図を基に意見交換。

当地沿岸部の防災緑地予定地は約380戸の住宅が流失し、その受皿を高台に求めていることを行政に再度訴え、検討を要請。

 会 会長・専門部会長19名  行政17名出席

7 摺り合せ会議  10/26 18:00  於:いわき市立豊間公民館

双方の復興イメージ図と概ね摺合ったことから、一本化して住民説明会に臨むことで合意。当地北ブロックに西に向かう避難路の構築を要請。

県道豊間・四倉線の諏訪川南方の位置を、海岸沿いにするか、防災緑地の背後にするかは住民の意向に委ねられることとなった。

 会 会長・専門部会長21名  行政23名出席

7 第3回全体会議 10/31 18:00  於:いわき市立豊間公民館

行政との摺合せ結果を報告し、一本化されたプランを住民説明会に

提示することを決議。

会員49名出席

8 イベント協力  11/3 11:00~17:00 於:兎渡路「やきとり孫七」周辺

・シンガーソングライター・田代ともや、地元歌手「浜街道3人娘」をメーンに復興祈念歌謡ショー

・現代美術家「加藤 翼」企画の「灯台おお引き興し」

のイベントの、事前PR、下準備、会場警備をして開催に協力。

9 住民説明会   10町内を5つに分けて11月10日から11月16日まで5回にわたり、豊間小学校体育館で上記一本化の試案を「復興の骨格」として、住民説明会を開催。

607戸のうち451戸出席、出席者625人。

10 第4回全体会議 11/26 17:30  於:いわき市立豊間公民館

行政に出席を求めて開催。行政から住民説明会の結果を踏まえた復興計画の説明があった。

県道豊間・四倉線の諏訪川南方の位置は、防災緑地の背後とする案を提示され合意。高台居住区の規模はキャパシテイを検討して策定する。

会51名  行政12名出席

11 陳情      12 /13 会長以下役員6名

離散住民の早期帰還対策として、災害公営住宅の早期建設を、いわき市長、土木部長に面接し陳情。

12 第5回全体会議 12/17 17:30  於:いわき市立豊間公民館

行政に出席を求めて開催。高台居住区は、南方70戸、北方170戸

の規模、災害公営住宅の建設を検討していることの説明を受ける

会47名 行政16名出席

13 第6回全体会議 24.2/13  17:30  於:いわき市立豊間公民館

行政に出席を求めて開催。

行政の復興デザインと今後の復興事業のスケジュール(工程)の説明を求め、パネルで説明を受けた。

会 65名出席。

14 イベント協力 3/11  17:00

          脚本家・倉本聰氏率いる劇団主宰の「キャンドルナイト」のイベントの開催協力。

回覧・チラシによる事前PR、会場設営・駐車誘導案内等の後方支援。



※ 設立から振り返って

・48名でスタートしたが、3/1 現在で会員数は75名に増えました。

・復興事業は、スピードが大切ですね。

日が経つにつれて、ふるさとへの帰還を断念し避難先で生活再建を図ろうとする住民がみられてきて、帰還意識を如何にして維持してもらうか、大きな壁に突き当たっています。

ぐずぐずしていたら、帰ってくる人がいなくなって、過疎化してしまうんではないかと、焦りを感じています。

・当地の復興には、多くのボランティアの皆さんから暖かい手を差し伸べていただき、心から感謝しています。

この気持ちをずっと維持して、会員一同ふるさとのより良い復興を目指して参りますので、見守ってください。有難うございます。